旅客案内システム
旅客案内表示装置
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お客様の安心と安全を支える
高精度システム

星光の旅客案内表示装置は視認性、耐久性、保守性に優れた自社開発の高精度システムです。鉄道各社の旅客案内表示装置に精通する技術者とデザイナーが細部にまでこだわり、各駅にもっとも適した案内表示を実現しています。星光は国内でいち早くマイコン制御装置を開発し、半世紀以上培ってきた技術とノウハウを駆使して、設計、製造、施工からメンテナンスまでトータルにサポートしています。

旅客案内表示装置の種類

時代とともに進化する旅客案内表示装置の現在の主流は、LCDタイプ(液晶モニター)とLEDタイプです。用途や設置場所に合わせて最適な旅客案内表示装置を提案します。

  • LCDタイプ

    液晶モニターを採用した旅客案内表示装置。視認性が高く、多くの情報を表示することが可能であり、多言語表記や付帯情報など、案内情報量が必要な場所に適しています。

  • LEDタイプ

    省エネ性能に優れた、長寿命のLEDを採用した旅客案内表示装置。大小のLEDを組み合わせることにより大きさにあまり制限がなく、直射日光にも強く様々な場所に設置可能です。

  • フラップ式※現在は生産終了しています。

    列車の行先や発車時刻、号車などが印刷されたフラップ(薄い板)を回転させることで案内する旅客案内表示装置。 パタパタと音を立てて回る様子は、鉄道ファンのみならず、多くの利用者から親しまれていました。

  • 字幕回転式※現在は生産終了しています。

    複数の行先、発車時刻、号車などが印刷された長尺フィルムをモーターで回転させ、任意の表示位置で停止させることで案内する旅客案内表示装置。近鉄河内長野駅で44年間稼働していましたが、2020年1月30日にその役割を終えます。

南海なんば駅
列車行先案内表示装置

世界23カ国、82都市を結ぶ関西国際空港から大阪への玄関口として機能する、南海なんば駅。国内の利用者はもとより、訪日外国人も数多く行き交うターミナル駅です。
旅客案内表示装置には、LCDタイプを採用しました。列車の種別・行先をはじめ、停車駅・発時刻・発車番線・付帯情報・緊急情報など、多岐にわたる案内情報を表示。さらに英語・中国語・韓国語の多言語対応。初めて南海電気鉄道を利用する人々が安心して乗車できるよう、その役割を果たしています。

駅の変化に合わせて、理想の案内表示へ

鉄道会社様のご要望と各駅の設備機器に関する状況、計画を踏まえ、新設や更新の提案を行います。設計から製作、施工はもちろん、完工後の保守メンテナンスまで一貫して当社で行います。当社製の表示装置が設置されている限りは、何十年でも維持管理を実施いたします。

トータルサポート
技術のこだわり

最先端の制御で表示性能を追求

LCDタイプの性能を最大限引き出すために、すべて自社開発で最先端の制御を行っています。画像表示の焼き付き防止。ガタツキのない滑らかな文字スクロール。複数段のスクロールでは、スピードの個別設定が可能です。さらに液晶モニターは遠隔制御で温度と輝度を管理し、24時間・365日の駆動に耐えられるよう設計しました。

デザインのこだわり

空間演出まで踏み込んだデザイン

表示面でのデザインの工夫はもちろん、筐体にも細かいこだわりを取り入れています。コンコースにある柱と同じアクリルガラスを側面に用いた上に南海マークを薄く入れ、見る角度によって認識できるようにしたり、ガラスの内側にアルミ板を入れてエッジ部分が光るようにしたり。出会いや別れの場所でもある、「駅」という空間の演出を意識してデザインしました。

星光製 旅客案内表示装置の更新

  • フラップ式

    星光商品であったフラップ式は、表示数の制約や保守メンテナンスの対応可否が年々増えていき、徐々に時代にそぐわないものに。今回の更新では、インバウンド対応を含めて、誰もが分かりやすい案内表示装置をご提案いたしました。

  • LCD式

    フラップ式からLCD式へと更新を行い、国内外の利用者にとって分かりやすい案内表示を実現。大阪を代表するターミナル駅にふさわしい、列車行先案内表示装置へと生まれ変わりました。

GPS搭載型
車両内モニター

伊予鉄道は、民営鉄道として2番目に長い歴史を持つ鉄道であり、地域の人々をはじめ、道後温泉や松山城など国内外の人々が利用しています。
車両内モニターとしてGPS搭載型の液晶モニターを開発し、電車位置情報をもとに、自動制御で次に停車する駅案内表示を行います。コマーシャルスペースには、地域情報や地元企業の広告が流れ、地域色豊かな車内づくりにも一役買っています。

星光製 車両内モニターの特徴

時代とともに進化する旅客案内表示装置の現在の主流は、LCDタイプ(液晶モニター)とLEDタイプです。用途や設置場所に合わせて最適な旅客案内表示装置を提案します。

  • 高耐久性

    鉄道国際規格に準拠した液晶モニターを採用したことで、振動と熱に対して耐久性に優れた仕様です。

  • 操作の要らない完全自動制御

    GPSにより車両位置情報を取得し、表示器装置自体が進行方向を判別することで、次に停車する駅情報や接近情報を表示します。電源を入れるだけで作動するため、表示装置間の接続や操作卓などは不要です。

  • コンパクト設計

    液晶モニター、制御基板、GPSを一体に収めた筐体設計のため、車両改造で生じやすい損傷も最低限に抑えました。設置しやすいことから既設器具の置き換えにも最適です。

  • 広告表示

    定期的に変更される広告は、USBを差し込むだけで簡単に登録、更新ができるようになりました。自動でダウンロードして上書きされるため、無駄な手間が省けます。

デザインのこだわり

分かりやすく、
遊び心のあるデザイン

文字情報だけでなく、イラストもデザインに取り入れました。地域性を感じるデザインをあしらうことで、愛着をもっていただけるよう工夫しています。文字と色使いに配慮したユニバーサルデザイン。これまではなかった英語表記の追加。すべての利用者にとって分かりやすい案内表示となるよう、液晶の特性をしっかりと活かしました。

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